第6学年:体育『表現運動~大変だ~』 11月1日(水)

 6年生では、「友達との協働を通して、自己の伸びを実感できる児童」を目指して単元計画を立てました。高学年の子供たちは、体育の学習だけでなく教育活動全体を通して、能力の差、意欲の差が顕著に表れる発達段階にあります。自分の考えや答えをもたないままに課題に向かう時間が過ぎ、友達や教師の考えや答えをそのまま受け入れる児童も多く見られます。そうした経験を繰り返すことで、自ら課題に向かおうとする必要性がなくなり、意欲も減退していく、それが「お客さん化」してしまう一因だと考えました。

 そこで、体育の表現運動を通して、児童一人一人が主体的に学習に参加し、教材や友達との対話を通して自分の考えを広げたり深めたりすることを実感できる児童を育てたいと考え、授業を構成していきました。
 

 めあての確認をしています。「動きを工夫し、ひとまとまりの動きでおどろう」がこの時間のめあてです。これまで学んだ動きの工夫を生かして、集団で表現をしていくことを全体で確認しました。

 学習カードを記入したら円になって『へそダンス』です。リズムに合わせながら心と体を解き放ちます。ノリノリな子が多く、曲を流しただけで前後に体を揺らして動く子供たちです。ここでも自然に互いの動きを確認し、よい動きを取り入れる姿が見られました。

 サーブ&レシーブの活動です。即興的に友達がやった動きに対して返してあげる活動です。動きやリズムの工夫がたくさん見られ、よい動きに対しては全員で称賛の声を掛けます。初めは見られることに抵抗を感じる子供も多かったのですが、だんだんと「見られることが楽しい」と振り返る子が多くなってきました。

 十分に心と体を開放した後で本時のメインの活動、テーマに合わせた群れの動きを作っていきます。事前に選んだ「波」や「台風」、「火山の噴火」の中から一つをグループで相談しながら表現します。はじめーなかーおわりを意識しながら何度も何度も試行錯誤をする中で、自然な対話が生まれてきました。

 今回はタブレット端末を活用し、自分たちの動きを撮影して確認する作業を取り入れました。映像を確認しながら「この時もっと近付こうよ」や「もう少し時間差をつけたらいいんじゃない」というつぶやきがたくさん出てきます。これを繰り返し、よりよい動きになるよう仕上げていきます。この後それぞれのグループの動きを発表し、感想を伝え合いました。

 

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更新日:2018年01月09日 17:35:20